食事からのアプローチで花粉症対策!
2023/02/10
もうすぐ、本格的なスギ・ヒノキの花粉症シーズンが始まります。
すでに花粉症の症状に悩まれている方も多いのではないでしょうか。
多くの方が抗アレルギー薬を使われていると思いますが、
日頃の食事に気を使うことでも、症状を和らげることが期待できます。
そこで今回は、花粉症で悩まれている方が積極的に摂られたほうがよい食品と、
控えていただきたい食品についてご紹介します。
■積極的に摂りたい食品
【ヨーグルト】
乳酸菌やビフィズス菌(いわゆる善玉菌)を多く含むヨーグルトを食べることで、
腸内フローラのバランスを整えて免疫機能を正常に保つことが期待できます。
ヨーグルトを食べる際は、善玉菌の栄養源となる水溶性食物繊維(プルーン、きな粉など)や
オリゴ糖(きな粉、はちみつなど)を一緒に摂ることを意識しましょう。
本格的な花粉症シーズンが始まる前から食事に取り入れることで、
効果的にアレルギー症状を緩和することが期待できます。
【青魚】
サバ・イワシなどに含まれるDHA・EPA(オメガ3系脂肪酸)は、アレルギー症状を引き起こす
炎症性メディエーター(ロイコトリエンなど)の生産を抑える作用があります。
そのため、DHA・EPAを摂ることで花粉症の症状を和らげる効果が期待できます。
【チョコレート】
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは免疫機能に作用し、
アレルギーの症状を抑える働きがあります。
食べ過ぎに注意して、適度に取り入れましょう。
■控えたい食品
【トマト】
スギ花粉症の方がトマトを食べると、口の中がピリピリしたり、唇が腫れたり、
喉がイガイガすることがあります。これは、口腔アレルギー症候群(OAS)と呼ばれる症状です。
OASが現れる理由は、スギ花粉とトマトのたんぱく質の構造が似ているからです。
花粉症の症状がひどい場合は控えるようにしましょう。
【メロン・スイカ】
イネ科の花粉症の方がメロンやスイカを食べると、OASを起こすことがあるため注意が必要です。
花粉症の症状を和らげる効果が期待される食品は、「食べたら症状が良くなる」というわけではありません。
食事によってアレルギー症状を緩和するためには、今回紹介しました「積極的に摂りたい食品」を
毎日の食事に継続的に取り入れることが大切です。
また、アレルギー症状がひどい方は、シーズンに応じて食品・食材に気を遣うようにしてください。
日頃の食事を工夫して、花粉症シーズンを乗り切りましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
参考文献
大正製薬 アレルラボ https://brand.taisho.co.jp/allerlab/kafun/030/
すでに花粉症の症状に悩まれている方も多いのではないでしょうか。
多くの方が抗アレルギー薬を使われていると思いますが、
日頃の食事に気を使うことでも、症状を和らげることが期待できます。
そこで今回は、花粉症で悩まれている方が積極的に摂られたほうがよい食品と、
控えていただきたい食品についてご紹介します。
■積極的に摂りたい食品
【ヨーグルト】
乳酸菌やビフィズス菌(いわゆる善玉菌)を多く含むヨーグルトを食べることで、
腸内フローラのバランスを整えて免疫機能を正常に保つことが期待できます。
ヨーグルトを食べる際は、善玉菌の栄養源となる水溶性食物繊維(プルーン、きな粉など)や
オリゴ糖(きな粉、はちみつなど)を一緒に摂ることを意識しましょう。
本格的な花粉症シーズンが始まる前から食事に取り入れることで、
効果的にアレルギー症状を緩和することが期待できます。
【青魚】
サバ・イワシなどに含まれるDHA・EPA(オメガ3系脂肪酸)は、アレルギー症状を引き起こす
炎症性メディエーター(ロイコトリエンなど)の生産を抑える作用があります。
そのため、DHA・EPAを摂ることで花粉症の症状を和らげる効果が期待できます。
【チョコレート】
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは免疫機能に作用し、
アレルギーの症状を抑える働きがあります。
食べ過ぎに注意して、適度に取り入れましょう。
■控えたい食品
【トマト】
スギ花粉症の方がトマトを食べると、口の中がピリピリしたり、唇が腫れたり、
喉がイガイガすることがあります。これは、口腔アレルギー症候群(OAS)と呼ばれる症状です。
OASが現れる理由は、スギ花粉とトマトのたんぱく質の構造が似ているからです。
花粉症の症状がひどい場合は控えるようにしましょう。
【メロン・スイカ】
イネ科の花粉症の方がメロンやスイカを食べると、OASを起こすことがあるため注意が必要です。
花粉症の症状を和らげる効果が期待される食品は、「食べたら症状が良くなる」というわけではありません。
食事によってアレルギー症状を緩和するためには、今回紹介しました「積極的に摂りたい食品」を
毎日の食事に継続的に取り入れることが大切です。
また、アレルギー症状がひどい方は、シーズンに応じて食品・食材に気を遣うようにしてください。
日頃の食事を工夫して、花粉症シーズンを乗り切りましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
参考文献
大正製薬 アレルラボ https://brand.taisho.co.jp/allerlab/kafun/030/
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