10月30日は「食品ロス削減の日」です

2022/10/13

こんにちは、栄養士チームです。
10月は「食品ロス削減月間」、1030日は「食品ロス削減の日」です!
令和元年5月に公布された「食品ロスの削減の推進に関する法律」が101日から施行されたことで定められました。
そこで、今回は食品ロスについて書いていきたいと思います。
食品ロスとは、家庭や飲食店での食べ残しや、スーパーやコンビニなどの売れ残り、賞味期限切れなどの理由で、本来食べられるのに捨てられてしまう食べ物のことです。
日本では、年間600万トンもの食品が、食べられる状態にもかかわらず捨てられています。
さらに、その半分が家庭から捨てられているそうです。


最近よく耳にする「
SDGs」にも、食品ロスの削減が大きく取り上げられています。

食品ロスはごみとして焼却されると、二酸化炭素などの温室効果ガスを発生させ、地球温暖化を促進することにつながるといわれています。
それでは、食べ物の「もったいない」をなくし、環境にやさしい食生活を送るために、1人ひとりができることをご紹介します。
 

1.消費期限・賞味期限を正しく理解する




 

(東京都福祉保健局HPより)


消費期限は傷みやすい食品に表示されているので、期限が過ぎたものは食べない方がよいでしょう。
賞味期限の表示がある食品については、期限が過ぎてもまだ食べられることがあります。
まだ食べられるかどうか、判断することが大切です。見た目やにおいに変化を感じたら、腐敗している可能性があるので無理せずに処分しましょう。


2.食べきれない量の食材を買わない

スーパーの特売につられて、まとめ買いをしていませんか?
結局食べきれずに捨ててしまった…という経験が私にもあります。
買い物に出かける前に、冷蔵庫の中を確認し、必要な分だけ買うように心がけましょう。

3.
食材を切るときは、食べられる部分を取り除かない
ブロッコリーの茎やキャベツの芯の部分などを捨ててしまっていませんか?
根元の硬い部分だけ取り除けば、スープなどの煮込み料理に使うことができますよ。
また、食べきれない野菜や肉は冷凍保存がおすすめです。使う大きさに切り、ジッパー付き袋に入れて冷凍しておけば、あと1品追加したいときや、野菜が足りないと感じたときに、手軽に調理できます。
野菜は1350g摂ることが目標です。
上手に野菜を使っていくことで、食品ロス削減だけでなく、健康な食生活にも役立ちますね。


食品ロスの削減の為に、できることから実践していきましょう。
私は今日から、残った野菜はすぐ冷凍するように心がけていきたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。

【参考】
・東京都福祉保健局HP 「消費期限と賞味期限は、何が違うのでしょうか?【食品安全FAQ】」
消費者庁HP「【食品ロス削減】食べもののムダをなくそうプロジェクト」
政府広報オンライン「『食品ロス』を減らそう」