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足立江北店・西新井支店の薬剤師が「新田学園キャリア教育のお手伝い」に参加しました。

2022/06/21

令和4年1月28日、足立区にあります小中一貫教育校 新田学園において、中学2年生の生徒向けにキャリア教育のお手伝いとして「薬剤師のお仕事体験」を行いました。
足立区梅田地域学習センターからお声がけをいただき実現した企画です。参加したのは、薬剤師2名に事務1名、そのうち薬剤師は、足立江北店、西新井支店(現在は西新井本店に所属)の若手薬剤師が担当させていただきました。

まずは、薬剤師の仕事についての講義を行った後、実際に処方箋に基づいたお薬の調製を体験していただくという流れです。錠剤のお薬を処方箋の数に合わせて取り揃えたり、液剤を測って混ぜたり、また、軟膏を詰めたり、混ぜたりする体験を行いました。

2時限目、3時限目、4時限目と、各50分間、3回にわたり各15名弱の生徒さんに対して実施しましたが、参加された生徒さんが皆さんとても熱心で、楽しんでくださっていたのが印象的でした。

終了後にいただいた感想もとてもうれしいものばかりです。
「特に印象に残っているのは薬剤師です。薬剤師は多いところでは2000種類のある薬を患者さんの症状に(合う)適切な(薬剤を)素早く見つけたり、調合するというしごとでした。他にも患者さんの相談に乗ったり、サポートするという仕事もありました。実際やってみて私達は少ない薬の中から適切な薬を選ぶだけで、かんたんに思えましたが、実際薬剤師の方たちは、約2000種もある薬から素早く、絶対間違えないように薬を選ばないといけないので、それを聞いたとき本当に大変なんだなと思いました。」
「薬剤師(の役)では薬を袋に入れる作業をしましたが、間違えてはいけないということだったのでちゃんと薬の名前を見て入れました。少し緊張しましたが薬剤師の方々がやさしく教えてくれたので安心してやることができました!とても印象的でおもしろかったです!」

当日は、20種類のお薬から取り揃えていただく体験をしたのですが、50種類くらいで次回は再挑戦したい、もっと軟膏を練ってみたいといった体験そのものをもう一度やりたいという回答から、お薬の薬の使い方や種類についてもっと知りたい、薬剤師になるにはどうしたらいいか知りたい、という将来のビジョンが見える回答、そして、単純に見える作業でも奥深いものがあるとわかった、薬剤師の仕事は大変でつまらないものかと思ったけれども大変だけど楽しいやりがいがある仕事だと思った、など、薬剤師の仕事そのものについて魅力を感じていただける回答があり、参加したスタッフ一同、キャリア教育のお手伝いができたことをとても嬉しく感じました。

そして、終了後には学園のご厚意で給食をご提供いただきました。 時期的に、生徒の皆さんと一緒にお話しながら食べるということはかないませんでしたが、懐かしい味わいのわかめご飯がとってもおいしかったと薬剤師の一人が話してくれました。
準備に多くの時間をかけ、実際の処方箋医薬品を使うことはできないため、様々な工夫を凝らしてより「実務に近い形で体験できるように」企画をアレンジしてくれた事務スタッフの尽力にも感謝したいと思います。
また機会があればぜひ参加させていただき、薬局薬剤師の魅力についてもっともっと伝えていければと思います。

※写真は、学園、保護者、ご本人の掲載許可をいただいているものを使用しました。