4年目薬剤師研修「症例検討Cafe」レポート!

2021/07/06

こんにちは、4年目薬剤師の遠藤です。
今回は、先日行われた4年目薬剤師研修についてです。今までの薬剤師研修は新人期間(3年目)まででしたが、今年から4年目の研修も開始されました。その名も「症例検討Cafe」です。

この研修の目的は2つあり、3年目までの新人研修とは少し違っています。
●1つ目の目的は、症例検討会を通じて、患者さんのQOL向上につなげること。これは、いままでの新人研修でも行ってきた、症例検討会そのものの目的です。
●2つ目の目的は、私たち自身で症例検討会を実施する力をつけること。症例検討は薬剤師としての力をつけるためにはとてもいい方法ですが、店舗で行えているところはまだ一部です。そのため、この研修を通して、症例検討会を実施するための運営方法を身に付け、自分の店舗でも症例検討の文化を根付かせよう、という大きな目標があります。

ちなみに、日常的に行える症例検討会を目標としているため、肩肘張らずに行える雰囲気を目指して「Cafe」という名前が付いています。今回は、その初回の研修の様子をご紹介します。

今回の発表者は私を含めて2人です。
2人とも、今担当していて、どう治療に介入したらいいか悩んでいる患者さんについて発表を行いました。事前の発表用資料を作る際、患者さんの処方歴、既往歴、関連するガイドライン等を調べ、解決したいプロブレムについてまとめました。しかし、いざ発表してみると、同期や先輩方からの意見で初めて気づくことや、まだまだ勉強が足りない点など、たくさんの気づきがありました。
また、同期たちも同じようなことで悩んでいたことも分かり、その時の解決方法も共有してもらうことができました。知識のアップデートや新しい気づきのほかにも、普段なかなか顔を合わせることがない同期の頑張りに刺激をもらえた1時間でした。今回の研修は、私たちだけでなく、会社としても初めて行う研修でした。そのため、まだ慣れずに緊張した雰囲気がありました。

 

今回の研修を踏まえ、同期や、研修を運営するチームの方々と協力し、より良い研修会ができるよう、これからも考えていきたいと思います。