首都圏を中心に調剤薬局を運営している田辺薬局です。

田辺薬局の薬剤師向けに開催した、日本保険薬局協会での健康サポート薬局研修が11月8日に終了しました。

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、多数の申込者に対応する会場を確保するため、当初10月初旬に予定していたこの研修も延期を余儀なくされました。同時に、厚労省からの指示で日本保険薬局協会も通常の集合研修ではなく、事前のウェブ研修を踏まえた当日のワークを組み合わせたハイブリッドな形、集合研修時間を最小限に抑えつつ、最大限の学びが得られるような研修を構築しており、今までとは少々違った形での研修となりました。













とはいえ、当日の集合研修時には、十分な距離を取り、マスク着用という中でも田辺薬局の薬剤師みなが積極的に意見を出し合い、活発なワークを行うことができました。事前のＷＥＢ研修を各々がしっかりと受講して、個人ワークを仕上げていたからこそではないか、今回はハイブリッド型の研修の良さが現れたと感じます。

１薬剤師としては、実は介護サービス事業について学ぶ機会がなかなかない中で、地域包括ケアシステムにおける他職種との連携や、薬局の果たすべき役割についてもしっかりと会得できたことは、今後の業務において確実にプラスになることでしょう。













今回の研修には48名が参加し、日本保険薬局協会での田辺薬局主催の健康サポート薬局研修修了薬剤師は現時点で177名となっています。
個別に受講している薬剤師や、薬剤師会の健康サポート薬局研修を修了している薬剤師も複数おります。地域包括ケアシステムの一翼を担う薬剤師の育成を目指し、今後もこのような研修機会を設け、スタッフのスキルアップをサポートしていく予定です。