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【学術報告】第14回薬局管理栄養士研究会にて研究発表

2019/11/19

11月9日(土)、城西大学東京紀尾井町キャンパスにて、第14回薬局管理栄養士研究会が開催されました。
この研究会は、セルフメディケーションの前線である薬局・ドラッグストアで活躍する管理栄養士が情報交換と相互の連携を図ることを目的として発足されたもので、今回は、“地域包括ケアシステムにおける薬局管理栄養士の活動を考える”をテーマに、教育講演とポスター発表が行われました。

当社は、本会に参加し、二年目栄養士より二つの研究報告をポスターにて発表させていただきました。
一つ目は、「健康イベントを利用した薬局栄養士の認知度向上への影響と需要調査」です。
当社では栄養士が健康イベントをサポートすることが多くありますが、はたして薬局栄養士の認知度はどのくらいなのか?活動によって認知度はあがるのか?イベントは参加者のニーズを満たしているのか?など、日々の疑問点も多く、これらを明らかにするため、現状のイベント通じて、参加者へのアンケートによる調査を行い、その結果を発表しました。

発表では、様々なご質問やご意見を頂き、「このような調査はあまり前例がないので、参考になった」というお声もいただきました。

二つ目の研究報告は、「高齢者施設における健康維持への介入、健康サポート薬局としての関わり」です。
健康サポート薬局の管理栄養士として店舗外での活動を検討し、その一環として、近隣高齢者施設においての栄養士活動への理解・受け入れや、栄養士活動拡大(介入)の可能性について検討し、その結果を発表しました。

健康サポート薬局としての地域への関わりや、薬局管理栄養士が地域で活動していく必要性について関心を持って下さる方も多く、とても有意義な意見の交換をさせていただくことができました。

今回の研究会では、当社以外の薬局管理栄養士の方々と様々な情報を共有することが出来、貴重な機会となりました。
地域のみなさまの健康をサポートするために薬局管理栄養士の役割は何かを考え、今後も地域に貢献できる管理栄養士を目指し、活動の場を広げていきたいと思います。