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地域活動~新郷東地区第一回オレンジカフェに参加(川口榛松店)

2019/10/05

9月20日(金曜日)、川口榛松店がある新郷東地区で、第一回オレンジカフェが開催されました。
オレンジカフェの名の通り、「認知症の方、ご家族、地域の方、介護の専門職が自由に相談や情報交換ができ、のんびり過ごせる場所」をコンセプトにした認知症カフェです。


まずは、新郷東地区認知症カフェ実行委員会の実行委員でもある地域包括支援センターの方から、認知症カフェってどんなものか、どうしてこの地域で始めようと思ったのかということについてお話がありました。それが、最初に述べたコンセプトにつながっています。

参加した川口榛松店の管理薬剤師からは、「川口榛松店のある地域で初となる認知症カフェ開催でした が、ふれあいの場としても成功するであろう数多くの地域の方が集まっていました。」と報告をうけています。スタッフ以外の地域の方々で25名、本当に多くの方にお越しいただけていました。
川口榛松店から薬剤師と管理栄養士、近隣店舗の西新井本店からも管理栄養士が参加し、気軽に専門職に相談できる場として、薬局の存在を身近に感じていただける場にもなりました。

パンの販売コーナーなどもあり、みなさん楽しんでご参加されていらしたそうです。


そんな中、専門職として、薬剤師は、がん治療に不安を抱えている方へのお薬と生活の相談を受けたとのこと。
「現在、がん治療はますます発展してきていますが、それでも罹患してしまわれた方の不安は計り知れないものがあります。薬剤師である自分が出来ることとして治療を含めた癌への向き合い方などをお話させていただきました。その方が「話せたことで気分が晴れたよ。」と言ってくださったそうです。薬剤師としてその方に寄り添うことが少しでもできたのではと,ほっとするとともに専門職として役に立てたことを幸せに感じました。今後は、オレンジカフェの名の通り、これから増えていくであろう認知症の方やその家族の方々に対しても、不安を解消出来るように、この場に携わっていきたいと思います。」と力強い報告を受けています。

管理栄養士も、11月の第三回オレンジカフェで栄養や食事に関するミニ講話を行うそうで、そのことが発表された後、「薬局さんの話が楽しみです」とお声がけしてくださったご参加者もいらしたということで、大変うれしく感じたとのことです。

地域に根付いた薬局として地域の皆様のお役に立てるよう、また、健康サポート薬局としても、今後も店舗内での相談会も含め、川口榛松店の取組みを継続していきたいと思います。