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地域活動~認知症の方もご家族、そのお友達も・・豊岡ふらっとカフェ

2019/05/18

田辺薬局では、さまざまな地域活動や、健康をサポートする店内相談会を開催しております。
今回のブログは、令和元年5月18日(土)、横浜鶴見エリアで定期開催されている認知症カフェ「豊岡ふらっとカフェ」での活動報告です。
 


豊岡ふらっとカフェは、平成30年2月から原則毎月第三土曜日にコミュニティサロン鶴見ふれあい館で開催している認知症カフェです。
立ち上げ時から田辺薬局もかかわっており、地域の民児協、自治会、老人クラブ、社会福祉協議会、商店街、NPO法人、そして、地域包括支援センターでもある地域ケアプラザ等と実行委員会メンバーとして活動しております。
当初から薬剤師、歯科医師、検査技師等の医療系専門職にも気軽に相談できるカフェとして、もちろん、ケアマネジャー、介護福祉士、社会福祉士等介護に携わる専門職もおりますし、介護者の会メンバー、民生委員などさまざまなスタッフにより運営されています。
 

田辺薬局からは、鶴見西口店、総持寺前店、市場西中店等、近隣店舗から薬剤師、登録販売者、管理栄養士、福祉用具専門相談員が参加しています。当事者の方のお話だけでなく、ご家族の介護にかかわるお悩み、体調面などさまざまなお話を伺いながら、脳トレのような体操や、歌などもご参加者と一緒に楽しみ、そして、毎月の「ちょっと体にいいお話」ミニ講話コーナーを月替わりでほかの医療系スタッフと担当しています。
 
 
ちょうど5月18日(土)は、総持寺前店の管理薬剤師がミニ講話担当でした。
「知っているようで知らない湿布薬のお話」と題し、テープ剤(主に肌色のタイプ)とパップ剤(白っぽいタイプ)の違い、温湿布と冷湿布の使い方の違い、かぶれにくくする対応、関節部位などで、はがれないように貼る裏ワザなどを話してくれました。
ご参加者から、身近なお薬だけれど、知らなかったことがたくさんあったと、質問も数多くいただき、丁寧に答える管理薬剤師の姿にも、「とてもよかった」というお声をいただきました。
 

当事者の方とのふれあいは、勉強になることも多く、また、ご家族がご本人にお薬を飲ませるにあたってのお悩みごとなどを伺うこともあります。
介護職や、歯科医師、検査技師など、多職種の方々と一緒に活動することで、薬局のスタッフが職能問わずもっと地域の方々に貢献できることがたくさんあると気づかせてもらえる場にもなっています。