もうすぐ解禁!ボジョレー・ヌーヴォーの魅力

2024/10/28

こんにちは。栄養士チームです。

今回は、毎年秋が深まるとワイン売り場やニュースをにぎわせる、
『ボジョレー・ヌーヴォー』の魅力についてお話しします。


11月の第3木曜日が解禁日とされており、今年は11月21日に解禁されます。
より楽しく美味しく飲めるよう、『ボジョレー・ヌーヴォー』のことをよく知り、解禁日を心待ちにしましょう!

1.ボジョレー・ヌーヴォーの時期と意味
「ボジョレー」は、地区の名前が由来になっており、フランスの南東部に位置する地区のことです。
「ヌーヴォー」は、“新しい”を意味するフランス語です。
つまり、ボジョレー地区で造られる、ワインの新酒という意味があります。
    


秋に収穫されたばかりの「ガメ」という品種のぶどうを使って造られ、渋みが少なく、とれたてのぶどうだからこそ楽しめるフルーティーな味わいが特徴です。


ボジョレー・ヌーヴォーは美味しいだけでなく、健康効果への期待ができます!
次に栄養素と期待できる効果についてお話しします。


2.含まれる栄養素と期待できる効果
ボジョレー・ヌーヴォーを含む赤ワインには、健康や美容にうれしい効果が期待できます♪

◆ポリフェノール
抗酸化作用があるポリフェノールが多く含まれています。
特に、赤ワインに含まれるレスベラトロールは、人間の体を構成している細胞を若々しく保つ効果があるとされています。
長寿効果や若返りの効果が期待されており、肌細胞にも良い影響を与えるとして、美肌維持などうれしい効果も期待できます♪

◆カロリーと糖分 
ボジョレー・ヌーヴォーは比較的軽めのワインで、エネルギーは1杯あたり約85kcal程度、糖質は1.9gです。
ビールや日本酒に比ベカロリーと糖質が少ないので、ダイエット中や糖質を気にしている方も飲みやすいお酒です。
ただし、飲みすぎには注意が必要なため、後述する適量を守りましょう。


3.適量で楽しむ
ワインは適量であればリラックス効果や食欲を促進する効果がありますが、過度の摂取は健康に影響を与えるため、適度な楽しみ方が大切です。
適切なアルコールの摂取量は1日平均で20g、ワインの場合はグラス1杯~2杯程度です。
また、ワインを一度に大量に飲むと急性アルコール中毒になり、意識がはっきりしないといった症状があらわれることがあるので注意が必要です。
アルコールの摂取量を守り、適量で楽しみましょう♪


ボジョレー・ヌーヴォーは、その新鮮さと魅力的な味わいだけでなく、適量での摂取によって健康面でも楽しめるワインです。
ぜひ、解禁日には友人や家族と共に、その特別な瞬間を楽しんでみてください♪



【参考】
ボジョレー ヌーヴォーとは | ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー サントリー (suntory.co.jp)
ボジョレー・ヌーヴォーとは? | エノテカ - ワインの読み物 (enoteca.co.jp)
ポリフェノール | 成分情報 | わかさの秘密 (wakasa.jp)
日本食品標準成分表(八訂)

管理栄養士:成田