2020年度 新人栄養研修(第3回)
2021/01/26
今年度最後の新人栄養研修(第3回)についてご紹介させていただきます。
第3回は、9月15日(火)13:00~17:00にオンラインにて開催いたしました。
今回も第2回と同じく専門的な内容となるため、新入社員の薬剤師・管理栄養士の計16名を対象に行いました。
今回の研修目的は、基礎的な栄養学の知識や栄養状態を評価する方法を学び、日々の業務に活かすこと。そして薬局で働く者として栄養に関する適格なアドバイスをすることで“地域の身近で頼れる存在”となることを目指し、実施しました。
以下、講義の内容をまとめています。
◆管理栄養士からみる生活習慣病リスク講義
生活習慣病のリスク因子となる飲酒・喫煙・運動・睡眠について理解する。
◆管理栄養士からみる基礎疾患講義(脂質異常症・骨粗鬆症の食事療法)
現場で遭遇しやすい疾患(基礎疾患)の食事療法や実践に活かせる栄養知識を身につける。
◆症例検討(脂質異常症・骨粗鬆症の食事療法)
患者様の生活背景を考慮した上でどのような栄養指導を行うか考える。
◆研修最後のまとめ
前回までの研修を通じ、報告書に記載した「明日からできること(3つ)」に関して実施できたことを共有する。
これらの講義を踏まえ、職種ごとに達成目標を掲げました。
脂質異常症・骨粗鬆症患者様へ対し、薬剤師は基本的な栄養指導ができるようになり服薬指導に活かすこと。管理栄養士は、食事摂取量や栄養状態を評価した上で栄養指導ができるようになること。また、両職種ともに生活習慣病のリスク因子となる飲酒・喫煙・運動・睡眠に関する改善アプローチ方法を取得することとしました。
研修後の個人課題として、“自分専用マニュアル”というものを作成していただきました。
全3回の新人栄養研修内容を踏まえ、服薬指導や栄養相談時に活かせるマニュアルを作成するというものです。各項目で必ず患者様へ伝えたいことなどを2~3個ピックアップしてもらいました。
薬剤師Aさんにブログ掲載の許可をいただきましたので、一部ご紹介させていただきます。
(画像1) (画像2)
研修が終わった今でも店舗で使用しているそうです。ぜひ、今後もマニュアルの内容をアップデートし活用していただければと思います。
今年度は新型コロナウイルスの影響でオンラインでの研修となり、研修担当としては新入社員の皆さんに直接お会いできなかったことが非常に残念でした。しかし、オンラインという形であっても研修ができたこと、そして今後の業務に活かせるものを持ち帰ってもらえていたら嬉しく思います。
研修は、基本的な内容から実践的なものまで取り入れた講義でしたが、学んだことを患者様の生活状況、嗜好、考え方に落とし込んでいくこと、これがとても重要であり難しいところだと思います。私たちも実感することが多々あります。
また、皆さんの報告書を拝見させていただき感じたことがあります。当たり前ですが、それぞれの職種、さらに個人によっても感じ方が違うということ。違うからこそ、他職種としっかりコミュニケーションを取って、それぞれの考えや知識を共有することで、提案できることが増えより一層患者様に寄り添えるのだと思います。
今後、様々な経験を積んで、薬局に勤める専門職としてのプロフェッショナル性を向上し、そして患者様に寄り添い支えていけるような存在になっていただきたいと思います。
以上、全3回の新人栄養研修についてご紹介いたしました。
栄養士チームでは、研修終了後も個人課題のフィードバック等、新人の皆さんのフォローを行っております。
以上、新人栄養研修担当、栄養士チームの伊藤と片田が担当いたしました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
第3回は、9月15日(火)13:00~17:00にオンラインにて開催いたしました。
今回も第2回と同じく専門的な内容となるため、新入社員の薬剤師・管理栄養士の計16名を対象に行いました。
今回の研修目的は、基礎的な栄養学の知識や栄養状態を評価する方法を学び、日々の業務に活かすこと。そして薬局で働く者として栄養に関する適格なアドバイスをすることで“地域の身近で頼れる存在”となることを目指し、実施しました。
以下、講義の内容をまとめています。
◆管理栄養士からみる生活習慣病リスク講義
生活習慣病のリスク因子となる飲酒・喫煙・運動・睡眠について理解する。
◆管理栄養士からみる基礎疾患講義(脂質異常症・骨粗鬆症の食事療法)
現場で遭遇しやすい疾患(基礎疾患)の食事療法や実践に活かせる栄養知識を身につける。
◆症例検討(脂質異常症・骨粗鬆症の食事療法)
患者様の生活背景を考慮した上でどのような栄養指導を行うか考える。
◆研修最後のまとめ
前回までの研修を通じ、報告書に記載した「明日からできること(3つ)」に関して実施できたことを共有する。
これらの講義を踏まえ、職種ごとに達成目標を掲げました。
脂質異常症・骨粗鬆症患者様へ対し、薬剤師は基本的な栄養指導ができるようになり服薬指導に活かすこと。管理栄養士は、食事摂取量や栄養状態を評価した上で栄養指導ができるようになること。また、両職種ともに生活習慣病のリスク因子となる飲酒・喫煙・運動・睡眠に関する改善アプローチ方法を取得することとしました。
研修後の個人課題として、“自分専用マニュアル”というものを作成していただきました。
全3回の新人栄養研修内容を踏まえ、服薬指導や栄養相談時に活かせるマニュアルを作成するというものです。各項目で必ず患者様へ伝えたいことなどを2~3個ピックアップしてもらいました。
薬剤師Aさんにブログ掲載の許可をいただきましたので、一部ご紹介させていただきます。
(画像1) (画像2)
研修が終わった今でも店舗で使用しているそうです。ぜひ、今後もマニュアルの内容をアップデートし活用していただければと思います。
今年度は新型コロナウイルスの影響でオンラインでの研修となり、研修担当としては新入社員の皆さんに直接お会いできなかったことが非常に残念でした。しかし、オンラインという形であっても研修ができたこと、そして今後の業務に活かせるものを持ち帰ってもらえていたら嬉しく思います。
研修は、基本的な内容から実践的なものまで取り入れた講義でしたが、学んだことを患者様の生活状況、嗜好、考え方に落とし込んでいくこと、これがとても重要であり難しいところだと思います。私たちも実感することが多々あります。
また、皆さんの報告書を拝見させていただき感じたことがあります。当たり前ですが、それぞれの職種、さらに個人によっても感じ方が違うということ。違うからこそ、他職種としっかりコミュニケーションを取って、それぞれの考えや知識を共有することで、提案できることが増えより一層患者様に寄り添えるのだと思います。
今後、様々な経験を積んで、薬局に勤める専門職としてのプロフェッショナル性を向上し、そして患者様に寄り添い支えていけるような存在になっていただきたいと思います。
以上、全3回の新人栄養研修についてご紹介いたしました。
栄養士チームでは、研修終了後も個人課題のフィードバック等、新人の皆さんのフォローを行っております。
以上、新人栄養研修担当、栄養士チームの伊藤と片田が担当いたしました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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